こんにちは!
緊急事態宣言も延長…ということで、まだまだ自粛生活が続きますね。。退院日のみ育児指導します!という病院もチラホラあるようで、不安な日々も続きます。。
今日は手搾りについて。
頻回&長期の搾乳をすべて手搾りにすると腱鞘炎になりやすかったり…ですが、狙ったポイントを搾乳したり、前搾乳や仕上げには一番有効だと考えます。
▶︎手搾りの手順
①手を洗う。
おっぱいを拭いたり、消毒する必要は特にありません。
②おっぱいを軽く支える
③搾乳する手の親指、人差し指を乳輪と乳輪から外側の境目におく。親指と人差し指でアルファベットのCを作るように。
④手を置いた場所から指を動かさないようにし、自分の胸の奥に向かって押す。
痛くない程度に押し込んだら、やはり場所は動かさずに親指と人差し指の腹を合わせるように乳房(乳管)を圧迫する。
乳首を真ん中とし、親指と人差し指は常に対角線上になります。
牛の搾乳をするときのように乳首に向かって滑らせると、皮膚を痛めますし有効な搾乳ができません。
⑤少しずつ場所をずらしながら(しつこいですが、親指と人差し指は乳首を真ん中として常に対角線上に)、搾乳する。
しこりや残乳感が強い部位は念入りにやると◎です。
⑥射乳のリズムを考えると、
例えば、右乳10分→左乳10分 と搾乳するよりも
右乳5分→左乳5分→右乳5分→左乳5分 と搾乳する方が量は増えやすいです。
また、赤ちゃんが直接授乳をするときの舌の動きを再現することも有効です。
最初は軽く弱い力・早いペースで乳首を舐めたり吸います(おっぱいが出始めるように刺激しています)、おっぱいが出始めると、しっかりおっぱいに吸い付きゆったりとしたペースで吸います。
なので、搾乳時も
①初めは弱い力で早く動かす。
(このときは乳頭の周りを刺激しても良いです。ただしとても優しい力で。搾ることが目的ではなく母乳が出てくるのを促す意味で)
②母乳が出始めたら、ゆっくり、しっかりと押す。
文章だけで伝えるのがなかなか難しいと思うので、写真かイラストをどうにか用意したいところです…!